コラムガード

2008年に誕生したコラムガードが新たに生まれ変わります!
新たなキーワードは、連続、スロープ形状

開発の経緯

2008年北京オリンピック開催が決まり、国内の鋼材が急激に値上がり始めたその頃、主力製品であったコラムストッパーが認知され、実績も増えつつあるタイミングでもありました。
そこで私たちは、「コラムストッパーに負けない施工性、安全性、コストパフォーマンスを向上させた魅力的な製品を創ろう」と開発された製品であります。

そして製品開発から13年経過し、東日本大震災にて被災した港湾や漁港の復旧工事においても多く採用していただきました。

しかし、2017年に国土技術政策総合研究所より、車止めを含む附帯設備については、係離船作業の安全性向上への配慮が必要であるという報告書が発表されました。
そこで、車止めのメーカーとしてコラムガードを改善する必要があるのではないかという想いから、2021年にリニューアルする運びとなりました。

報告書における車止めについての配慮事項は、車止めの隙間や端部での係船ロープの落込みや引っ掛りによる跳ね上がりの事故を防ぐために、本体の形状や設置位置に配慮する必要があるということでした。

そこで、車止め本体の端部形状と隙間を解消させることに着目し、約1年の試行錯誤を重ねました。

結論として、車止めの端部については従来のR形状よりもスロープ形状の方が、係船ロープは逃げやすいということと、隙間をなくすためには本体を連続させることで解消できることが分かりました。
そうして幾度にもわたる検証の過程を経て、新型のコラムガードが誕生しました。

係船ロープの引っ掛かりの検証
係船ロープの引っ掛かりの検証
圧縮試験機による強度検証
圧縮試験機による強度検証

特徴と効果

1車止め間の隙間をジョイント!係船ロープの落ち込みや引っ掛かりを防止します!

車止めと車止めの間隔をつなぎ、天端面をフラットにしました。
連続部はブリッジ構造で雨水排水性も確保しています。端部は従来のR形状から傾斜に変更し、係留作業時において係船ロープが引っ掛かりにくく、より滑らかに逃がす仕様です。

従来の車止め間と同様の300mmの間隔をブリッジ構造で確保し、雨水排水性を維持。
車止め端部も60°傾斜形状により、係船ロープとの引っ掛かりを軽減します。

2車止め1基を2本のアンカーボルトで固定出来る
国内で施工性No.1タイプ!

アンカーボルトの後付工法(削孔+樹脂カプセル)においては他社製品に比べて大幅なコストダウンと同時に施工のスピード化が図れます。車止め底部は不陸調整用緩衝材により敷モルタルも不要です。

不陸調整用緩衝材(底面)
※材質はポリエチレン発泡体

3反射シールを標準装備で夜間の視認性№1!
天端スベリ止め塗装・車止め端部も傾斜形状により、安全性と作業効率もUP!

荷役作業の安全性と夜間の視認性を高めます。

夜間反射シールの反射状況
スベリ止め塗装 (天端面)
足元の安全性を向上させます。

連続部の強度について

■ コラム内部を補強し、本体と遜色ない強度を実現!

連続部については、端部の内部を補強プレートで溶接したブリッジ構造にしています。
耐圧試験機による強度検証を行い、コラム本体と同等以上の強度を有しております。

ブリッジ構造内部 補強状況
コラム本体 試験状況
破壊耐久重量 13.6t
端部 試験状況
破壊耐久重量 14.1t

設置例

1矢板式岸壁など、目地間で上部工の動きが少ないとされる現場、
係船柱間に目地が無い現場

係船柱間を一連にて設置する割付が可能です。
コラムガードの特長を最も活かし、安全な繋離船・係留作業に貢献します。

2重力構造・桟橋構造など、上部工の沈下や目地間での動きが考えられる現場

上部工の動きにより、損傷が無いよう各目地位置で車止めを分割する必要があります。
分割した場合にも、車止め端部の傾斜形状により引っ掛かりを防止し、係船ロープを逃がします。

ジョイント型

小ロットのご注文の際に運送コスト削減のため、
長尺製品を分割仕様で製作することにより路線便での配達が可能です。

参考姿図
長さ4000mmの場合
※片側最小寸法は700mm。
設置状況
ジョイント部の継ぎ目も目立ちません。
ジョイント部
橋部に補強プレートを内蔵しています。

仕様

コラムガードは、溶融亜鉛めっき + 2層塗装でサビに強い防食仕様の車止めです。
入念な品質管理で、ハイクオリティな製品をお届けします。

■ JIS規格の中でも最も高基準の"HDZ55"を採用

過酷な腐食環境下で使用される鋼材に施されるめっき処理を選定、海岸地帯でも強い。防錆能力を発揮します。

■ 2層塗装での高い防食効果

下塗りには密着性の高いエポキシ樹脂塗料、上塗りには耐候性に優れたウレタン樹脂塗料を施しています。

■ 入念な品質管理によるハイクオリティな製品

製品には全て管理番号を記載して、全数の寸法検査と、5基に1基の膜厚測定を行っています。

めっき浸漬状況
上塗り塗装状況
ドライ膜厚管理状況

■ 塗装仕様

標準図

高さは3種類から選べます。
定尺スパン3000mmと欄尺スパンにて割付けをお願いします。
乱尺スパンは10㎜単位での製作が可能で、他附属物の状況に合わせた割付けが可能です。
乱尺スパン・独立型の最小寸法は700㎜となります。

  • アンカーボルトは各サイズ共通です。
  • ボルト・ナット・座金類は全てドブめっき仕様です。

■ 標準割付図

【連続型】
【独立型】
  • 乱尺スパンは700~3000となります。
  • 車止め寸法が700~4000の製品を独立型とします。
  • 車止め端部がR形状の場合も対応可能です。

■ 取付孔寸法

■ 端部形状

■ 標準図ダウンロード

■ 取付手順書

■ カタログダウンロード

■ 施工実績表

資料請求・お問い合わせ

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