こんにちは技術部の鎌田です。
今日はちょっと変わったステンレス製ハシゴのご紹介です。
なにが変わっているかというと・・・
ハシゴ本体と足掛けパイプの固定方法が違います。
通常は足掛けパイプをえぐってハシゴ本体に溶接するのですが・・・
この物件ではハシゴ本体に足掛けパイプを貫通させる孔が開いています。
そこに足掛けパイプを飲み込ませて溶接する仕様です。
マジックの線より右側の部分がパイプの中に入り込んだ状態になっています。
これは溶接本来の強度に加えて、物理的に固定されている状態なのでより強固なステンレス製ハシゴになっています。
ただ、通常の溶接だけの固定でも設計基準を大きく上回る仕様となっているので本来の溶接仕様でも問題はありません。
参考☟
ハシゴの強度試験
このハシゴは現場の仕様と同じにして欲しいという要望から生まれた仕様です。
外注にはなりますが、ハシゴ本体のパイプにレーザー加工にて予め取付孔を開けてます。
今後も出来る限り現場の声に応えながら製品作りを行っていきます。