コラムガード | 『未来航路株式会社』港湾・漁港用製品(車止め・縁金物・標示灯)、エコボート、トランポリン、バーベキューコンロなどのプロダクトを展開

コラムガード

コラムガード

2021年にリニューアル。
新たに連続設置を可能にし、係船ロープの引っ掛かりに配慮した車止めです。
アンカーボルト本数も少なく、施工性に優れた製品です。

特長と効果について

コラムガードは、一般構造用角形鋼管の強度を活かし、国内で最もアンカーボルトが少なく施工を行えます。
また、係留索の落込みやはね上がりを防止することで、安全性にも配慮しています。
2008年に開発され、現在に至るまでに改良を重ね高強度かつ施工性に優れた車止めとして国内で多くの岸壁に採用いただいております。

  1. 高強度な角形鋼管を採用した車止め!
    割れ欠けが発生せず、車止めとしての機能を維持します。
  2. 車止め1基を2本のアンカーボルトで固定出来る国内で施工性No.1タイプ!
    最長4.0m製品までアンカーボルト2本で固定できるため施工性に最も優れた製品です。
    後付工法(削孔+樹脂カプセル)においては他社製品に比べて大幅なコストダウンと同時に施工のスピード化が図れます。
    車止め底部は不陸調整用緩衝材により敷モルタルも不要です。
  3. 反射シールを標準装備で夜間の視認性向上!
    最も視認性が低下する夜間時において、車両の安全を確保します。
  4. 天端スベリ止め塗装と端部の傾斜形状により、作業者の安全性向上!
    荷役作業者や利用者が車止めに足を掛けた際にも滑りにくく、
    また、係留索が端部に引っ掛からないように配慮しています。
  5. 独立型と連続型のラインナップによる選択が可能!
    従来と同一形状の独立型と車止め間の隙間をなくして、係留索の落込みや引っ掛かりを軽減させる連続型を選択できます。

製品案内

近年、国際コンテナターミナル、複合一貫輸送ターミナル整備事業が進められているなかで附帯設備に生じる様々な課題を
角形鋼管の加工性や内部空間を活かし、車止めとしての機能にとどまらず、その課題を解決する車止めのラインナップを揃えております。

可動式車止め

RORO船のランプウェイやクルーズ船のギャングウェイの降板時に、車止めへの接触により本体を破損させてしまう懸念があります。
降板時における干渉を防ぐため、フォークリフトなどの重機による移動を可能にした車止めです。

【可動車止め】
可動式車止め 設置状況

ハイブリッドガード

石材ヤードなど、より高い頑強性を求められる現場に合わせ鋼管内部にコンクリートを充填した高強度の車止めです。

コンクリート充填状況
ハイブリッドガード 設置状況

LED内蔵車止め

夜間の視認性が低い岸壁で、入港時の船舶の衝突や車輛の転落事故を防止するために、角形鋼管の内部空間を活かし、
LEDライトを内蔵した車止めです。車止めに収めることにより、係留索のはね上がりや引っ掛かりによる破損を防止します。

製品の強度ついて

コラム内部を補強し、本体と遜色ない強度を実現!

連続部については、端部の内部を補強プレートで溶接したブリッジ構造にしています。
耐圧試験機による強度検証を行い、コラム本体と同等以上の強度を有しております。

ブリッジ構造内部 補強状況
コラム本体 試験状況
破壊耐久重量 13.6t
端部 試験状況
破壊耐久重量 14.1t

ジョイント型について

小ロットのご注文の際に運送コスト削減のため、
長尺製品を分割仕様で製作することにより路線便での配達が可能です。

参考姿図(長さ4000mmの場合)

※片側最小寸法は700mm。
 ( CG150S、CG200S、CG250Sの場合 )

設置状況

ジョイント部の継ぎ目も目立ちません。

ジョイント部

橋部に補強プレートを内蔵しています。

製品の規格について

高さは4種類から選べます。
定尺スパン3000mmと欄尺スパンにて割付けをお願いします。
乱尺スパンは10㎜単位での製作が可能で、他附属物の状況に合わせた割付けが行えます。
乱尺スパン・独立型の長さはCG150S・200S・250Sタイプの最小寸法は700㎜、
             CG300Sタイプの最小寸法は800㎜となります。

設置例・施工手順について

設置例

岸壁の構造によって、連続型と独立型の使い分けが可能です。

① 矢板式岸壁など、目地間で上部工の動きが少ない、もしくは係船柱間に目地がない係留施設

係船柱間を一連にて設置する割付が可能です。
コラムガードの特長を最も活かし、安全な繋離船・係留作業に貢献します。

② 重力式・桟橋構造など、上部工の沈下や目地間での動きが考えられる係留施設

上部工の動きにより、損傷が無いよう各目地位置で車止めを分割する必要があります。
分割した場合にも、車止め端部の傾斜形状により引っ掛かりを防止し、係留索を逃がします。

施工手順について

製品の施工手順については下記のPDFデータをご参考ください。

品質について

製品についての防食対策や強度計算、品質管理についてまとめておりますのでご参照ください。

車止めの選定について

当社では、車止めをご提案するにあたり、外部資料に基づいたガイドラインをまとめております。
現在、車止めをご設計及びご検討されています皆様につきましては、是非ご参考頂ければ幸いでございます。

実績・事例写真について

製品の設置事例の写真や実績についてまとめておりますのでご参照ください。

図面データについて

製品のデータが必要な場合は弊社までお問い合わせをお願いいたします。
お問い合わせはこちらから。

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