みなさま、こんにちは。
営業部の古舘です。
先日は、静岡県に営業で訪れた際にたまたま利用者の方とお話させていただいたことについての話です。
私が訪れたのは、日本のほぼ中央に位置する御前崎港です。
周辺には輸送機器や電気機器、楽器など特色ある企業が立地しており、静岡県において産業・経済の発展に貢献している港です。
御前崎港について | 御前崎港客船誘致協議会 (omaezakiport-cruiseship.jp)
私が営業する際には、なるべく現場の状況を把握したうえで管理者の方へ話をするように心がけているのですが、
今回も現地を確認していたところ、たまたま利用者の方からお声をかけていただき色々と意見を伺うことができました。
たまたま、先日訪れた際もお声かけいただいてお話をさせていただいたのですが、大型船の離着岸をサポートするタグボートを運営されており
お困りごとを屈託なくお話いただきました。
「車止めの角部に係船ロープが損耗したり切れたりするから何とかしてほしい!!」
このように車止めの端部が欠けていることでロープが引っ掛かかり、損耗・破断してしまうそうです。
そのため、端部を保護するための対策としてロープを巻き付けておられているのですが、これも摩耗してしまうとのこと。。。
まだ、あまり知られていなかもしれませんが平成29年に国土技術政策総合研究所より「係留施設の附帯設備等の整備における係離船作業の安全性向上への配慮事項に関する検討」が発表されており、車止めの形状や設置位置、係船柱間の設置間隔などについて具体的な配慮事項があげられています。
車止めの選定について | 『未来航路株式会社』港湾・漁港用製品(車止め・縁金物・標示灯)、エコボート、トランポリン、バーベキューコンロなどのプロダクトを展開 (miraikouro.co.jp)
弊社ではこの研究資料が発表されてから、製品の形状の見直しや改善をおこなっており、設計段階からご提案するようにしております。
何とかこの利用者の方々へ喜んでいただけるように、また知らない方へ知っていただけるように私も精一杯頑張りたいと思います!!!