琉球ガード 【 沖縄県産品 】 | 『未来航路株式会社』港湾・漁港用製品(車止め・縁金物・標示灯)、エコボート、トランポリン、バーベキューコンロなどのプロダクトを展開

琉球ガード 【 沖縄県産品 】

琉球ガード 【 沖縄県産品 】

琉球ガードは高排水性かつ係船ロープの引っ掛かりに配慮した車止めです。
沖縄県の企業である拓南製作所株式会社と共同にて製作し、沖縄県産品として登録されています。

開発ストーリー

弊社が製作する車止め(コラムストッパー・コラムガード)は、機能性や施工性にこだわりながら製作・改良を重ね、全国各地の港湾・漁港にて納入させて頂いております。

しかしながら、沖縄県内におきましては、車止めを採用いただく現場は漁港区域よりも港湾区域に偏りがあり、「まだまだ現地利用者様の声を反映出来ていないのではないか?」という憂いを感じていました。

そのような現状の中で、沖縄県の企業であります拓南製作所株式会社とのご縁をいただき、新たなアイデアを加えた高排水機能を持つ車止め「琉球ガード」を共同製作にて開発しました。

沖縄県で唯一、溶融亜鉛めっき工場を保有する拓南製作所株式会社にて、防食加工から製品完成までをご協力いただいております。

公益社団法人 沖縄県工業連合会より、
2022年12月7日付にて沖縄県産品のご認定をいただきました。

特長と効果

  1. 本体下部に隙間を設けて、排水機能を向上!
    端部パーツでマウントアップすることで、これまで車止めの際に溜まっていた雨水や
    作業水を下部の隙間より全面排水を行うことで、衛生面が向上し荷役環境を良好に保ちます。
  2. 天端滑り止め塗装、側面にトラ縞シールを標準装備!
    滑り止め塗装仕様で漁業従事者及び一般利用者の安全性を高め、
    反射シールにより夜間の視認性にも配慮しています。
  3. 端部の傾斜形状による係船ロープの引っ掛かり防止!
    端部パーツはアルミ鋳造を採用し、立体的な形状を作り出すことで
    係船ロープを滑らかに逃がし、引っ掛かりを防止します。
  4. 車止め1基を2本のアンカーボルトで固定できる抜群の施工性!
    アンカーボルトの使用本数が少ないため、施工労力の軽減と工期短縮、
    後施工(削孔+樹脂カプセル)においては大幅なコストダウンが可能になります。
端部パーツによる高さ2cmのマウントアップ
車止め下部を全面排水が可能に
滑り止め塗装により足元の安全性を向上
陸側反射シールにより、夜間の視認性向上

車止め端部のフォルムが従来仕様に比べ、より立体的な形状になったことで係船ロープ滑らかに逃がし、
ロープの引っ掛かりや損耗を防ぎます。

アルミ鋳造による端部パーツ(表側)
アルミ鋳造による端部パーツ(裏側)
車止め 設置イメージ

製品の規格・施工について

車止め高さは170㎜になります。
標準長さは3500㎜・2500㎜になります。
現場に合わせた寸法の製作も可能で、センチ単位による加工が行えます。

施工手順について

施工については以下の手順となります。
         

  1. 所定の位置にアンカーボルトを建て、端部パーツを仮置きする。
  2. 車止め本体をアンカー位置に合わせ、端部パーツに乗せると同時にはめ込む。
  3. ナットを締めこみ、端部パーツおよび車止め本体を固定する。
  4. 車止め本体の天端孔にキャップを取り付ける。
① 端部パーツ設置状況
② 端部パーツ はめ込み状況
③ 車止め 固定状況
④ 天端キャップ 固定状況

本体角形鋼管の重量が26.4㎏/ⅿのため、車止め1基の長さが3.5mの場合でも人力施工が可能な製品です。
また、車止め長さに関わらず1基につきアンカーボルト2本で施工が行えます。

車止め本体 持ち運び状況

より詳細な施工手順については下記のPDFデータをご参考ください。

施工事例

現場名:沖縄県 大宜見村 塩屋漁港
発注者名:大宜味村役場
工事名:塩屋漁港付帯施設機能増進工事
設置数量:3.5m~1.0m×38基(計 105m)
備考:同工事にてアルミ製コーナー材カブセルタイプが納入されています。

品質について

本製品は拓南製作所株式会社にて、溶融亜鉛めっき及び塗装を行っております。
品質管理につきましては、他車止め製品と同様に入念な全数の寸法検査と10基に1基の膜厚測定を行っております。

めっき浸漬状況
上塗り塗装状況
ドライ膜厚管理状況

製品についての防食対策や強度計算、品質管理についてまとめておりますのでご参照ください。

図面データについて

図面データが必要な場合は下記よりダウンロードをお願いします。

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