こんにちは河原です。
今回は北海道の繋離船作業に従事されてある方々からの改善依頼で、
カバーの試作を行っております。
ここの港はRORO船が着岸している岸壁で、係留索もかなり太いと思われますが
製品の形状上できてしまう1㎝程の段に係留索が引っ掛かるとの事。
やはり現場で起きる事は私達の想像以上なんですね。
この段差にプレートを溶接し傾斜形状にする対策となりました。
溶接後のひずみは多少出るものの治具の改良で改善はできそう。
溶接ビードを仕上げてサンプルに装着。
プレートの厚みはあるものの確かに滑らかで、引っ掛かりも改善できそうです。
後は次工程の溶融亜鉛メッキ処理後にどれだけひずみが出てくるか、
来週のお楽しみです。
今回また新たな新カバーが登場しそうです。