技術部の鎌田です。
前回の古舘のブログで補強カバーが耐久力5倍にUPと紹介がありましたが
本当なの?
と思われてる方もいらしゃるでしょうから、工業試験場にて検査を行っています。
試験機にカバーをセットします。
最初は通常のジョイントカバーから
試験機が降りてジョイントカバーに食い込みます。
50.2KNで潰れてしまいました・・・
次は補強用ジョイントカバーです。
試験機が降りて、角形鋼管とカバーの間の隙間が無くなっているのが分かります。
先程と同じ条件で行いましたが、カバーの変形は見られませんでした
じゃあ今度は補強カバーを破壊するまで荷重を掛けてみましょう。
さすがの補強カバーでも310KNでは原形を保つ事は無理だったようです。
サイドが膨らんでいます。
実際にサイドが膨らみ始め変形が見られたのは240KNでした。
これで補強用のジョイントカバーは約5倍の強度がある事が言えます。
次はエンドカバー
エンドカバーはRになっている箇所に荷重を掛けます。
先程のジョイントカバー同様50KNで潰れてしまいました。
次は補強用のエンドカバーです。
こちらも50KNの荷重では変形が見られませんでした
283KNではごらんの通りです
こちらは150KNから変形が大きくなり始めました。
以上の試験結果から補強カバーの有効性はかなり大きいと言えます
詳しい試験結果が気になる方は 技術部 鎌田まで御連絡下さい。