こんにちは、営業部の冨田です。
前回のブログにて、沖縄県那覇港での車止め撤去工事をご報告させていただきましたが、
今回は北海道にあります苫小牧西港にて水難救命BOXの施工に参加させていただきました!
港内の水難救命浮環などを入れた「救命用具箱」を撤去し、弊社製作の「水難救命BOX」を新たに設置いたしました。
約50年前、岸壁が整備し運用されるなかで、作業者様への安全対策として設置された救命用具も、有事の際に適切に使用出来るように
定期的な確認、管理が必要となっており、今回更新のご検討されているところに、北海道エリアの販売店であります中大実業様を
通してご提案させていただきました。
現場では、既設撤去・削孔や固定の実作業を行う協力業者様に勉強させていただく事が多く、
まだまだ僕たちも精進しなければいけないなと痛感いたしました。
下記写真は勉強させていただいた中でも、強く衝撃を受けたアイディアです。
この場を借りてご紹介させていただきます。(こんなアイディアをパッと閃くことが出来る人間でありたい…)
固定枠の上下には蝶番で固定したプレートが付いており、自由な角度に対応して固定が行えます。
プレート固定の際も根入れが確保できない箇所には現場対応として打ち込み式アンカーを使用されています。
この蝶番を使用するアイディアで、設計・製作時に必要であった細かな角度情報や精密な製作技術や労力を要した点が
大きく改善されるのではと感じます。
今後も港湾の安全を守る製品メーカーとして、多くの現場で学び、高品質な製品づくりに尽力いたします!