特長と効果について
後施工タイプは、有筋構造岸壁など大きくハツリが行えない場合に最小限のハツリでコーナー材の取替・補修が行える工法です。
コンクリートの打設が不要なので、短いスパンごとに施工を完了させることが可能です。
- 早期取付け・早期供用!
生コン打設が不要の新工法で、供用中の岸壁でも施工できます。 - 有筋構造岸壁の補修工事が可能に!
桟橋・ジャケット形式岸壁でも上部工の配筋に干渉することなく施工ができる唯一の製品です。 - 産業廃棄物が少ない!
ハツリ量(産廃)が少ないので、環境に優しく、工費も抑えられます。
製品規格について
※取付金具は一式付属されています。
オプション
コーナー加工
岸壁の形状に合わせて、あらかじめ工場にてコーナー加工が可能です。
加工は端部の角度切りのみと、L型などへの溶接加工をお選びいただけます。
施工手順について
施工手順について以下の手順にて行います。詳しくは下記の『取付手順書』にてご確認ください。
- 所定寸法にカッター・ハツリを入れる。
- コーナー材の固定孔位置に合わせアンカーをたてナットにて高さ調整を行う。
- 通りの調整を行い天端面をナットで固定する。
- 側面の固定孔からアンカーを打込みナットで固定する。
- すき間を目張りし、天端面から無収縮モルタルを充填する。
参考:
充填無収縮モルタル量 ≒0.0429m(10m当り)
25㎏(1袋)の無収縮モルタルを約3.3袋使用(10m当り)
施工歩掛り
後施工タイプは、土木施工単価の“縁金物取付【手間のみ】二次製品”では実際の施工手間にそぐわない場合があるため、独自の歩掛りを設定しています。
※ 無収縮モルタルは含まれていません。既設コーナー材の撤去費は含まれていません。
岸壁の損傷がはげしい状態。
所定のハツリ寸法が確保できない場合や、上図の様な既設縁金物が設置されている場合。
品質について
製品についての塗装工程や品質管理についてまとめておりますのでご参照ください。
実績・事例写真について
製品の設置事例の写真や実績についてまとめておりますのでご参照ください。
図面データについて
製品のデータが必要な場合は弊社までお問い合わせをお願いいたします。
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