特長と効果について
従来の鋼製やステンレス製の縁金物は、アンカーボルトの溶接や、めっき処理(鋼製)において本体に反りや歪みが生じることがあり、施工時の通りを出すのに苦労していました。
アルミ製コーナー材アングルタイプは、反りや歪みが生じない、耐海水性に優れたアルミ合金(5052)を採用しています。レール形状に押出成型することで、アンカーボルトを溶接せず、簡単に自由な位置へ取付けすることが可能となり、品質と施工性の向上を実現しました。
- 本体の反り・歪みなし!
50mm×50mmの精度の高い押し出し成型品なので、2mの長尺でも反りや歪みがありません。 - 従来工法に比べ施工性が向上!
型枠への本体固定により、溶接作業が不要になりました。レール形状によりアンカーをスライドさせることができるため、配筋に妨げられず取付けができます。ジョイント金具で、つき合わせ部の段差・離れを防止します。 - 長期メンテナンスフリー!
耐海水性に優れ、腐食にも強く長期にわたり品質を維持できます。 - 出荷・現場納入時をコンパクトに!
スタッキング形状により、梱包荷姿をコンパクトに収めました。
製品規格について
本体の定尺は2.0mの製品寸法となります。
施工について
コンクリート打設時にコーナー材本体を型枠に固定する工法です。型枠に固定するので、現場での溶接作業が不要で、作業性が向上します。
詳しくは下記のPDFデータにてご確認ください。
- 計画高に合わせ本体をセットし、本体固定孔からキリで型枠に孔をあけます。
- 固定孔から固定金具を差込み、外側から型枠用の二分五厘ホームタイで固定します。
- スライド式アンカーを定位置に固定、つき合せ部はジョイント金具で固定します。
- コンクリート打設・型枠脱型後、 固定金具のセパボルトを取り外し固定孔にプラスチック栓を打ち込みます。
※取付金具は一式付属されています。
施工断面が小さい場合
施工断面が小さく、施工が困難な場合でも、アンカーの曲げ加工や固定方法の変更により施工が可能となります。
曲げアンカー仕様
スライド式アンカーが内部に納まらない場合は、曲げ加工により納めることが可能です。
プレート固定仕様
型枠を設置できない場合は、固定用プレートを内部に設置することで、本体の取付けが可能です。
オプション
コーナー加工
岸壁の形状に合わせて、あらかじめ工場にてコーナー加工が可能です。
加工は端部の角度切りのみと、L型などへの溶接加工をお選びいただけます。
品質について
製品についての塗装工程や品質管理についてまとめておりますのでご参照ください。
実績・事例写真について
製品の設置事例の写真や実績についてまとめておりますのでご参照ください。
図面データについて
製品のデータが必要な場合は弊社までお問い合わせをお願いいたします。
お問い合わせはこちらから。