段差を解消し、旅客や荷役の移動をより安全・快適に
桟橋構造の継ぎ目に設置される「渡板」には約3cmの段差が生じるため、既設ではゴム製の段差解消プレートが設置されていました。しかし、プレートの勾配が急であることや、ゴムの変形によるずれが発生した場合、歩行者のつまずきやスーツケースの引っ掛かりが懸念されていました。そこで、「より緩やかな傾斜とし、材質も見直したい」とのご要望を受け、ステンレス製の段差解消プレートを製作しました。
【 ご要望された現場の状況 】



■ 渡板用 段差解消プレート
設置後に発生していたプレートのずれを解消するため、ステンレス製プレート内部にネオジム磁石を組み込み、渡板へ固定できる仕様としました。これにより、歩行者の通行はもちろん、台車や車両の通行時においてもプレートが渡板から離れることなく、安定した状態を維持します。
また、従来はプレートの勾配が急であったため、荷役作業者による貨物の搬送や車両通行時の荷重が渡板へ直接伝わり、接触音が発生していました。今回、プレートの勾配を緩やかに見直したことで荷重の伝達が軽減され、接触音の低減にもつながっています。
さらに、本施設は夜間も利用される旅客船バースであることから、利用者の安全性向上を目的として、プレート天端面には蛍光タイプの滑り止めシールを貼付しました。これにより、夜間における視認性の向上と転倒防止対策を図っています







□ 製品イメージ


□ 設置 参考イメージ

■ ドア下枠の段差解消プレートも製作


建物内につながるドア部分で荷物を運ぶカゴ台車のキャスターがつっかえてしまう箇所の専用スロープも製作しました。
アルミニウム合金(A5052)製のプレートと緩衝材を組合せて、現場の細かな不陸にも対応しております。
【 ご要望された現場の状況 】






□ 製品 イメージ

□ 設置 参考イメージ
